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こんにちは!2020年一発目のブログです!
昨年、嵐がSNSを開始しましたね。Facebook、Twitter、Weibo、TikTok、Instagramを同時にスタートしましたが、2020年1月現在最もフォロワー数が多いのはInstagramなんです!その数はなんと350万人!
記念すべきSNS開始日にはインスタライブを行い、51万人を超える視聴者がいたんだとか…!
そんな国民的アイドル嵐が選んだInstagramの最新状況をご紹介します!
自分の近況友人とのコミュニケーションの他、情報収集の場として利用したり、買い物のきっかけになったり、、様々な利用方法があるInstagramですが、アジア各国では、どのようにInstagramを利用されているのでしょうか?
2019年6月に、日本国内のユーザー数3,300万人と発表され、単純計算で日本人の4人に1人がInstagramユーザーという驚きの数字が出てきました。
そんな日常生活により身近なアプリとなっているInstagramについて今回はご紹介します!
アジア各国でもこのような人気があるのでしょうか?
人口比で見てみましょう!
資料1:各国人口に対するSNS利用率
出典:Insta Lab「アジア12カ国のSNS(Instagram,Facebook)利用ユーザー数」(FindModel)
日本はInstagramがFacebookを5%ほど上回っていますね。
アジア圏全体を見ると、InstagramよりFacebookの利用者が多い国がほとんどで、人口に対して6~7割もFacebook利用者がいるほど浸透している国も多くみられます。
特にフィリピンやベトナムは圧倒的にFacebookというほどでしたが、その中で日本はInstagramがFacebookを上回り、国ごとに大きな違いが見えました。
具体的に、アジア各国ではどのようにInstagramが利用されているのでしょうか?
日本と中華圏のInstagram事情をご紹介します!
まずは日本!
「世界有数のストーリーズ大国」と言われるほど、ストーリーズが人気な日本です。
ストーリーズはフィード投稿とは別に、写真・動画の投稿やライブ配信ができる機能で、投稿は通常24時間後、ライブ配信の場合は配信終了後に自動で消滅します。
フィード投稿と違って、自動で消滅するので気軽に投稿できるところが大きな魅力ですよね。
日本で1日に投稿されるストーリーズの数は、なんと7,000,000投稿!(Instagram Day Tokyo2019にて発表)
最近ではInstagramを毎日使うユーザーのうち70%以上がストーリーズを利用し、また企業アカウントの約60%がスタンプなどを活用したストーリーズを配信しているというデータもあります。
質問スタンプやアンケートスタンプなど、ユーザー間のコミュニケーション手段が豊富でさまざまな工夫が展開されています。
たくさんのスタンプがある中、2018年一番使われたスタンプは「質問スタンプ」なんです!
いかに日本でユーザー間のコミュニケーションを重要視しているかが分かりました。
資料2:左からアンケートスタンプ、クイズスタンプ、質問スタンプ
他にも、インスタライブ機能など今しか見れない限定性がありつつ、コミュニケーションが取れることが大人気の理由の一つです。
こうした双方向のコミュニケーションを上手く実践しているブランドの事例として身長155センチメートル以下の小柄女性の服に特化した「COHINA」をご紹介。
「COHINA」の創業者である田中綾子さん、清水葵さんは「WWD JAPAN」「キャリアハック」などで紹介されており、消費者からの支持のみならず、経営面でも注目されています。
インタビュー記事「365日インスタライブ!身長150cm、小さめ女子の服づくり奮闘記|COHINA[キャリアハック]」より一部抜粋しご紹介します。
COHINAは、ほぼ毎日Instagram上でライブ配信をして、スタッフが商品の説明をするほか、身長の異なるモデルが商品を着用し、サイズ感や着心地を伝えています。
ライブ配信では既製品だけではなく、開発中のサンプル商品も紹介し、色やデザインについて視聴者に質問を投げかけることも!
ユーザーの声が商品に反映されるこの距離感が、ファンを生む技ですよね。
インスタライブを365日行い、2年でフォロワーが8.8万人!月商5000万円を突破するほどのブランドになったそうです!
資料3:左からCOHINAホーム画面、ストーリーズ、ライブ配信
お次は台湾・香港!
前回のブログでもご紹介した通り、台湾はFacebookを中心にSNSが浸透しています。
台湾は主に動画コンテンツを利用していて、インフルエンサーもYouTubeやFacebookユーザーに多いため、そこで人気になったユーザーがInstagramも開始するという流れが一般的のようです。
資料4:左からGracetw 陳泱瑾、陳語謙 三個字、snowbaby瑞雪
なので、台湾人インスタグラマーのプロフィールにはFacebookアカウントやYouTubeのURLが載っていることがかなり多いです!
日本のインフルエンサーでFacebookを載せている人はほとんど見ませんよね。
資料5:台湾の年齢層別Instagramユーザー、台湾の年齢層別Facebookユーザー
出典:Napoleon Cat「ソーシャルメディア人口統計」(Napoleon Cat)
Facebook・Instagramの利用年齢層を見てみると、Instagramは若年層を中心に利用されていることがわかります。
資料6:香港の年齢層別Instagramユーザー、香港の年齢層別Facebookユーザー
出典:Napoleon Cat「ソーシャルメディア人口統計」(Napoleon Cat)
香港は、Facebook・Instagramのユーザー層が似ています。
InstagramよりFacebookの方が、高年層の利用率が高いのは台湾と同じですね。
前回のブログでもお話しましたが、Facebookは同僚、学校の先生などとも繋がっていますがInstagramは友人、家族、KOLなどをフォローし、プライベートな使い方をしています。
特に若者は日本と同様にストーリーズの「親しい友達」機能でさらにクローズな交流の場としても利用されています。
LIFE PEPPERの記事「イマドキ台湾女子のSNS事情と、台湾女子向けのSNSマーケティング方法」で紹介されていたインタビューでは、Instagramは「#(ハッシュタグ)」を用いて情報収集することは多いですが、Instagramはきれいな写真を載せるイメージが定着しているので、発見の場として利用しつつも実際の意思決定は検索エンジンで商品を調べてから行うことが多いようです。
友人とのコミュニケーションの他、ひとつの情報収集の手段としてInstagramは利用されていることがわかりました。
最後は中国!
中国は規制がかかっているためFacebookやTwitter、LINEなどのSNSが使えません。その為このような数値となりました。
Instagramの機能に近い、と言われている「RED(小紅書)」も動画投稿が増えてきているそうで、最長5分の動画のフィード投稿が可能です。
REDは商品の発見から購入まで、アプリ内で完結できることが大きな特徴です。
画像は、中国の有名インフルエンサー李佳琦(リジャーチー)のREDホーム画面と投稿です。
資料7:李佳琦(リジャーチー)RED(小紅書)
画像だと分かりづらいのですが、すべて動画です!
彼は、どんなブランドの商品も良いものは良い、悪いものはっきり悪いと言うので、信頼して購入するフォロワーが多く、15分で15000本の口紅を販売するほどの力があるんです!
日本で人気のInstagramアカウントは、ホーム画面に統一感があって、おしゃれですよね。
REDは写真の良さというより、コンテンツ重視なので、李佳琦(リジャーチー)のように分かりやすく、丁寧で有益な情報を提供しているアカウントが特に人気があることがわかりました。
ご紹介した各国の共通点としては、やはり動画です。インターネット上にはたくさんの情報が溢れ、人々は日々大量の情報を消費しているなか、より具体的に伝わる動画の需要の高まっていることがわかりました。
Instagramのミッションは「大切な人や大好きなことと、あなたを近づける」です。
私自身も、私の周りもストーリーズの24時間で消える仕組みによって、質にこだわらず気軽に発信することが増えました。
Instagramをきっかけに連絡を取り合う友人も多く、まさしくInstagramに友人との距離を近づけてもらっています!
Instagramの広告で知ったブランドをクリックしたり、ストーリーズのアンケートに答えたり!広告も、より自然にアクションしたくなるようなアプローチをしていますよね。
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本日ご紹介したストーリーズ広告はもちろん、各国のSNSアカウントの運用や広告などなど!
特にInstagramはビジュアルメインのSNSなので、言葉が通じなくても伝えられる点がとてもインバウンド向きですよ!
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