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2020年7月6日

ライブコマースで盛り上がってるのは、中国だけではない?!

みなさま、こんにちは。東京は梅雨に入り、ジメジメした季節となりましたが、コロナの影響もあり、外へは出られなくて家でゆっくり過ごす人が増えているのではないでしょうか?

前回のブログでも書いていたように、感染拡大防止のため、厚生労働省が公表した「新しい生活様式」の実験例として、「買い物は通販を利用する」のもあって、この梅雨期間は、Eコマースにとってチャンスと言えます。

実は、中国でも6月の中旬から、熱いEC商戦が始まっています。中国のEコマースと言えば、「ダブルイレブン」(双11)がよく知られていますが、実は近年それと対抗するぐらいに成長してきているのは、6月18日に行うオンラインセール、通称「618」です。元々は、大手ECサイト京東商城(JD.com)の設立日である6月18日にちなんだ「618セール」ですが、17年目を迎えた今年は、新型コロナウイルスの影響もあり、ライブコマースというスタイルが大きな盛り上がりを見せました。業界最大手のアリババ傘下の淘宝(タオバオ、簡体字:淘宝、Taobao、以下略称:タオバオ) ライブの売上高は1日で51億元(約776億円)を超え、 618期間中、ライブ中継を実施した店舗の数は前年比160%増となりました。 今年のTmall618のキーワードはタオバオライブになっていました。

2018年から2020年にかけて、タオバオの「618」売り上げは年々加速し、ライブ市場への関心度も上がってきています。  ライブ実施数だけでは、昨年と比べて、今年の伸び率は123%を超えているそうです。(下図)

ライブコマースと言ったら、中国のイメージがすごく強いですが、近年台湾でもライブコマースの人気がとても熱く、 また中国本土と違ったスタイルで展開しています。今回は、台湾のインフルエンサーによるライブコマースについて少しお話したいと思います。

まず、台湾のSNS利用の特徴からご紹介します。以下のデータによりますと、  YoutubeやFacebook の利用率が一番高い(89%)です。

それから、台湾で利用者数の多いECモールとして、Shopee  ,MomoPChome  の3つが挙げられます。

ライブコマースの手法としては、ライブからECサイト等へ誘導し購入を促進するのが一般的です。
台湾ではライブコマースの主なプラットフォームはFacebookとInstagramで、ライプ配信機能を使った中継となります。
FacebookとInstagramは販売機能ございませんが、コメントや直接のメッセージによる注文を受ける流れが主流です。

ユーザーはコメントに「+1」するだけで、外部の自動的なライプコマースの専用システムで注文を確定することができます。すばらしい仕組みです。

(「ライブコマースで4時間800万台湾ドル(2,850万円)の売り上げ!10分スキンケア商品2000本買い上げ!」)

商品PRから販売までを担うインフルエンサーが存在しているため、インフルエンサー x ライブコマースによる売上増が話題になっています。SNSだけではなく、ECモール内のライブ配信も同じく盛んになっています。

今回は、台湾におけるライブコマースの簡単なご紹介となりましたが、弊社のオンラインウェビナー「台湾現地の販促新トレンド&TenMax DSPを活用した次世代型マーケティング」にてさらに詳しくお話しさせていただきます!
EC運用の重要性の高まるいま、台湾マーケットの進出をお考えのメーカー様はぜひご参加ください。

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7月以降も、定期的にセミナーを開催予定です。
開催情報につきましては、弊社のFacebookページにて随時ご案内しておりますので、そちらも併せてご覧いただけますと幸いです。

それでは、次回の記事もお楽しみに!

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