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ペイサーブログをご覧になっているいるみなさま、こんにちは。
中華圏では旧暦のお正月も終わり、お花見や夏休みを控えたこの時期がインバウンド市場としてはもっとも盛り上がりを見せるタイミングになってきていますね。
微信(Wechat)が2月21日に発表した「2018年春節連休微信データ報告」によると、今年の春節(旧正月、今年は2月16日)には計7億6800万人が微信のお年玉機能を利用して友人や知人に新年の祝福を届けた。微信のお年玉を贈ったまたは受け取った人の総数は、前年同期比約10%増加した。
お年玉を受け取った数が最も多かった地方トップ3は、順に、広東、山東、江蘇。重慶出身のある若者は、連休中に大金を惜しげもなく遣い、わずか5日間で2723個のお年玉を贈ったという。
また今年は、ミニゲームが新年の集まりにおいて新たなブームとなった。春節連休中、オンラインのミニゲームで同時に遊んでいた人の数は、1時間あたり最大2800万人にのぼった。このうち、「跳一跳」が、「最も人気の高いミニゲーム」ランキングの首位に輝いた。
私も、実は、こないだ中国に帰った時に、このゲームを初めて知ったが、気が付けば周りのひとがほとんど遊んでいました。何がいいかと言いますと、遊びやすい、時間つぶしに最適です。
「 跳一跳」とは、日本語に訳すと『ジャンプしてみる』の意味になります。名前通りに、スタートボタン(开始游戏)を押すと、スタート。指で画面をタップすると、人がジャンプして、次に飛びます。簡単にスタートできますが、意外と難しくて、何度も挑戦したくなりますのも、このゲームの魅力でもありますね。
実は、このミニゲームはいわゆる、ミニプログラム(XIAO CHENG XU シャオ チェン シュ)のなかの一つのゲームです。
WeChat Mini Apps(微信小程序)とも言いますが、一言でいうとWechat内で使うことのできるアプリです。
ミニプログラムではWechatさえあれば、使いたいアプリを新たにインストールする必要はなく、アプリごとにアカウントを登録したりログインする必要もありません。検索やQRコードのスキャンだけでアプリを探し、Wechat内で気軽に使うことが出来るようになります。ミニプログラムは下記画像の赤枠の場所に収納されています。
QRコード 或いは名前検索すればok!
例えば、前にもブログで紹介した食べログに近い『大衆点評』を例にすると、
このように、アプリを立ち上げることせずに、ウェイチャット内で簡易な機能が作用できます。
このミニプログラムも、最近リアル店舗との連動が注目されています。上海のある大型スーパーでは、ミニプログラムをスキャンすると、クーポンがもらえる!というキャンペーン実際にやっていました。
また、この小程序「WeChat Miniプログラム」も次から次へとリリースし続けていますので、https://minapp.com/miniapp/ (中国語)でみれば、チェックできると思います。